The 28th International Conference
for Women in Business
第28回
国際女性ビジネス会議

CONFERENCE SESSION

カンファレンスセッション

カンファレンスセッション小倉大臣ビデオメッセージ

政策のみならず、一人ひとりの活躍・連携・協力によって男女共同参画の実現を。

小倉 將信氏

小倉 將信氏Ogura Masanobu

内閣府特命担当大臣(こども政策 少子化対策 若者活躍 男女共同参画)

3人の女性大使によるインスパイアリングなトークショーに続いて、女性活躍・男女共同参画担当の小倉大臣からのビデオメッセージがプロジェクターに映し出されます。

小倉大臣は、まず、「改めて申し上げるまでもなく、男女共同参画社会の実現、女性活躍の推進は世界的な課題である。連携して取り組みを進めることが重要」と明言。
本年度、議長国を務めたG7では、男女共同参画、女性活躍に関する閣僚会議が開催され、ポストコロナにおける女性の経済的自立について議論を行い、その声明においては、「女性の経済的自律を阻む構造的課題は複雑に絡み合っており、包括的かつ多角的な取り組みを進めることが重要としている」と報告します。

さらに、今年6月にとりまとめた女性版骨太の方針に基づき、女性役員率の向上、女性デジタル人材の育成、女性を対象としたリスキリングの促進、家事労働の均等分担に向けた支援、男性の育休取得促進など、女性が直面する課題にひとつひとつ取り組んでいると現状を伝えます。「このような我が国の考え方や取り組み状況については、先頃インドで開催されたG20女性活躍担当大臣会合や、米国シアトルにて開催されたAPEC女性と経済フォーラムにおいて、私から発信して、広く国際社会の理解を得たと考えます」

小倉 將信氏

メッセージの後半では、この国際女性ビジネス会議に対する期待を熱く語ってくださいました。「この会議は、世界中から様々なテーマで活躍する講師のみなさんが登壇する日本最大級のダイバーシティカンファレンスと承知しております。女性活躍・男女共同参画を進めるにあたっては、政府の施策のみならず、女性のみなさまお一人ひとりの活躍が重要です。今回の会議を通じて多くのみなさまが互いに学び、その成果を組織に持ち寄り、チャレンジしていただくことで、男女共同参画のあゆみが着実に進んでいくことを期待しております」

そして結びの一言は、「女性活躍、男女共同参画の取り組みをさらに力強く進めるため、ご参加の皆さん、主催者の皆さんとの一層の連携・ご協力をお願い申し上げます」

簡潔かつ力強い小倉大臣のメッセージに、会場の多くの方が頷いていました。

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