感動も最高潮となった今、クロージングメッセージを発信してくださるのは、内閣総理大臣補佐官の森まさこさんです。

「今日は、国際女性ビジネス会議の大成功、おめでとうございます！　素晴らしい、豪華な登壇者の皆さまでしたね。さすが、佐々木かをりさん。この会議をもう30年以上も開催してこられた、培ってきたそのネットワークが生かされた会議だと思います。オンラインで各国とつながり、世界中の活躍する女性のお話を聞けたということで、皆さん大変勉強になる一日だったのではないでしょうか」

まずは祝福の言葉とともに、「国際女性ビジネス会議」という名になる前から佐々木かをりが積み上げてきた日々に共感し、参加者へ呼びかけます。そして話題は、国の取り組みへ。

「政府でも佐々木かをりさんの後に続いて女性活躍を頑張っておりまして、この度、岸田総理が女性のスタートアップを特別に応援するために、今まで男女関わりなく行ってきた『J-StarX』を、女性限定の新プログラムとして今年から立ち上げました」

経産省主催の「J-StarX」は、政府の支援でシリコンバレーなど海外へ留学、研修ができる、起業家育成・海外派遣プロブラムです。さらに、日本でもアフターフォローを受けることができるといいます。森さんは、「国際女性ビジネス会議をお聞きの皆さん、スタートアップを目指す女性、もうすでにスタートアップしたけれどもさらに大きくなりたい方、スタートアップに興味がある女子高生、女子大生も、じゃんじゃん応募してください」と、あふれる笑顔で参加者に呼びかけました。

そして、「今、プライム市場の女性社長は、2%しかいません。女性が投資を受けて起業する割合も2%と、非常に少ない。これを増やしていくことこそ、日本経済、日本国そのものの再生につながるという信念で頑張ってまいります」と、その想いを語ってくださいました。

「今日の国際女性プログラムで皆さまが培ったことを今後生かして、ますますご活躍なさいますように、それぞれの人生が豊かになり、そして日本経済の再生に大きな力をくださるようにお祈りをいたしまして、佐々木さんはじめ主催者、スタッフの皆さま方のご尽力にも感謝をしながら、私の挨拶に代えさせていただきます。本日はおめでとうございます！」
最後に改めて参加者へのエールと、祝福の言葉が述べられました。まさにクロージングにふさわしい、希望あふれる華やかなひととときとなりました。