The 28th International Conference
for Women in Business
第28回
国際女性ビジネス会議

MORNING SESSION

モーニングセッション

モーニングセッション~卒業生からのメッセージ~ マッチングスポンサープログラム

すでに250名の卒業生が!出会いと学びを贈るマッチングスポンサープログラム

あっという間にモーニングセッションのスピーチがすべて終わり、佐々木かをりがステージに立ちました。「ここで、マッチンスポンサーの話をさせていただきたいと思います」という言葉とともに紹介されたのは、2011年に創設された参加支援の仕組みです。

当時、東日本大震災の被災地の方に、資金に加えて、体験・学び・出会いをプレゼントしたいと始まったマッチングスポンサープログラム。その後は全国・海外からの高校生と大学生の機会提供に進化してきました。社会人が費用を提供するだけでなく、メンターやメンティーのようにペアとなり、キャリアや人生までもサポートを行っています。このプログラムで参加を叶えた「卒業生」は、すでに250人以上! この日は5名から、嬉しいビデオメッセージが届きました。

第21回に当時埼玉県から参加した岡村さんは、きりりとした白衣姿でのご登場。「当時、私は高校2年生で、世界で活躍をする女性を見て、『いいな』と思うばかりでした。今は医学部5年生で、産婦人科医を目指して頑張っています」と、夢へと踏み出した姿を見せてくれました。

続いて、第27回に参加したフランス籍のPrintzaさん。「当時は大学2年生で、各分野の専門家による貴重な講演やディスカッションを体験することができました。とても学びが多くて、スポンサーしていただいた久子さんに心から感謝しております」と、笑顔で喜びを伝えてくれました。

第23回に参加した神奈川県の原田さんは、当時大学1年生。社会人2年目となった今を語ります。
「現在、新聞社で広告営業を行っております。こちらの会議でお会いした方々にたくさんの刺激を受け、今の仕事の企画づくりのきっかけとなっていることが多くあります」

第28回に参加したMinahailさんは、当時、大学2年生。デンマーク留学の直前だったそうです。会議の時間が充実していたことはもちろん、「スポンサーしていただいた本田様には、参加支援だけでなく、渡航留学の相談にものっていただきました」と感謝を述べました。

最後に登場したのは、兵庫県尼崎市から第25回に支援を受け、第26回にも一般参加した瀬田さんです。当時は大学3年生で、「性別の壁に惑わされることなく素直に生きる大切さ、また強さを学びました」と語ります。社会人2年目となった現在、「私に勇気を与えてくださった先輩方のように、私も後輩たちに同じような背中を見せていきたいです」と、高い志を語ってくれました。

メッセージが流れた後、目を潤ませながら再登場した佐々木。「学生たちがこうしてこの会議で刺激を受け、社会人として道を開いてくれるのは本当に嬉しいことです。今年も学生が参加しているので、夜のネットワーキングでご紹介します」と温かく締めくくりました。

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