REPORTクロージングセッション

クロージングセッション

登壇者大集合! クロージングメッセージの数々

登壇者から情熱的なメッセージが続々と! そして、次のステージへ

「ここからは今日の登壇者大集合!ということで、朝から登壇していただいた方々がたくさんZoomに入ってくださっています」
佐々木かをりが、メインステージから呼びかけます。画面には次々と朝から登壇されたたくさんの講演者たちが登場し、華やかなクロージングのスタートです。

海外の出張先からアクセスしてくださったのは、小林製薬社長の小林章浩さんです。「野口(聡一)さんの『男性が議長の会議は予定調和だ』という話が印象的で、意識しないといけないと思いました」と、気づきを語ってくださいました。続いて、英国大使館のスー・木下さんが「楽しかったです。エネルギーがあって刺激になりました!」と笑顔で感想を述べます。カルティエジャパン社長の宮地純さんは「発見と学びの多い1日。たくさんの方から勇気をいただきました」、バンク・オブ・アメリカ日本代表の笹田珠生さんは27回目という会議の歴史にふれ、「継続は力なり、ですね。驚きとパワーをいただきました」とコメント。登壇者の情熱的なメッセージはまだまだ続きます。

5つのテーマに分かれた円卓会議のスピーカーからは、参加者との刺激的なディスカッションについての感想が次々と語られます。NECデジタルトラスト推進部上席プロフェッショナルの永沼美保さんは「皆さんすごいですね! 熱量を感じました」と感嘆の声。JAMSTECマントル掘削プロモーション室・主任研究員の阿部なつ江さんも、「すごくたくさん質問をいただいて、あっという間の70分」。日本マイクロソフト株式会社執行役員政策渉外・法務本部長の大島葉子さんは、「学生からの質問がとても鋭く、逆に教えられることもありました」。小林製薬株式会社中央研究所医薬開発部部長の渡邊愛子さんも「質問にハッとさせられ、同じ思いを共有できて私自身の勇気になりました」と振り返りました。

株式会社ZENTech取締役の石井遼介さんが「ファイナンスについての青山朝子さんの言葉で、こんなふうにかみ砕くと手触りのある数字になるんだとすごく勉強になりました」と語ると、N E C執行役員の青山朝子さんがそれを受けて「お互いに学びながらアップデートできるこの会議って、本当にありがたいなと思います」と笑顔で答えます。NHKメディア総局 第3制作センター(ドラマ)副部長の小西千栄子さんは「世界から参加するなんて以前は考えられなかったこと。今度は宇宙も可能になるかも知れないですね」と、国際女性ビジネス会議の新たな可能性に期待を寄せました。

円卓会議で理系業界のキャリアについて議論した武蔵野大学アントレプレナーシップ学科客員教員の村上臣さんは、「小学校の先生から『子どもにどういったメッセージを発信すれば』という質問があるなど、非常にいい議論ができました」とコメント。心理的安全性を議論したジャーナリストの白河桃子さんからは、「男性のビジネス会議ならビジネスの話だけをして終わる。この会議は世界平和までいくところが、まさに私たちのなかのダイバーシティがいかんなく発揮されているということ」と、力強いメッセージが。

続いて、朝を迎えているパラグアイから日本大使の中谷好江さんが登場!「女性はDNAにダイバーシティがあるんだということを誇りに思って、持っているものを出せばいいだけなんだということを改めて感じました」と語ります。野村ホールディングスコンテンツ・カンパニー長サステナビリティ推進兼金融経済教育担当の鳥海智絵さんは「どれだけの人がドライブできるかというのがカギだなと、改めて思いました」、NEC社長の森田隆之さんは、「パワーにいつも驚かされています。圧倒されています!」と興奮冷めやらぬ様子で感想を述べました。

「野口(聡一)さんが宇宙から中継という構想をお持ちということで、私も船の上から中継したいなと思います。宇宙からも海からも、地球上全部ですね」
JAMSTECで活躍する阿部なつ江さんならではの言葉で、将来へ向けての大きな希望が膨らみます。

いよいよ佐々木かをりから、最後のご挨拶です。
「今日一日、Drive Diversityということで進めてまいりました、冒頭に述べたように安倍元総理の大変悲しい出来事がありましたけれども、私たちは遺志を引き継いでしっかりと、この日本を、社会を、世界を、私たち一人ひとりがオーナーシップを持って力強く前進していきたいと思います。それがDrive Diversityです。本当に今日はありがとうございました。また来年会いましょう!」

画面いっぱいの講師の皆さんが大きく手を振り、いきいきとした音楽とともに、今度は、まるで映画のように既に編集された今日1日を振り返るエンディングビデオが流れます。熱い感動と余韻のなかで、夜8時20分に会議が幕を下ろしました。終了と同時に、参加者から続々と「寄せ書き」メッセージが!
「久しぶりにこんなにパッションのあふれる方々のお話を聞くことができました」
「今年も『聞こえてくる言葉を一滴もこぼしたくない!』と思う会議でした」
「とても壮大すぎる会議。私の人生を変えるものとなりました」

第28回国際女性ビジネス会議でまた会う日までそれぞれのDrive Diversityを進めようと、1100人以上が想いをひとつにした一日でした。

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