マリナ・マハティールさん等の「旅」を語るトークショーが終わると、東京のメインスタジオに駆けつけてくださったスペシャルゲスト、小池百合子東京都知事がご登壇。スタジオがパッと明るく、力強くなります。

開口一番、小池都知事は国際女性ビジネス会議25回目への祝辞とともに、何度か参加しているが今回は様変わりしてオンラインとなったことを述べ、「一日も早く新しい日常とともにコロナに打ち勝っていきたい」と言葉に力を込めます。

続けて、このような状況でも元気なのは女性。マスクをしながら、テレワークをしながらも活躍しているといい、東京都が主催する女性経営者の成長を応援し支える会議体「N E W CONFERENCE」に言及。女性同士が励ましあい、勇気を与え合いながら、ビジネスノウハウを学んでいく、そのような場になってきていることを嬉しく思うと評価し、こう言葉を続けます。
「東京は世界有数の元気な首都。経済規模でもトップ3に入る。この東京がさらに元気になるためには女性が輝くことが大切。女性の力こそもっと活かせるはず。東京都は、個性、能力を発揮できる環境づくり、自己実現ができる都市を目指して、女性の力を活かす様々な政策を実践しています」

終始、女性たちを激励、鼓舞してくださる小池都知事のスピーチ。ひときわ力強く響いたのはこんなメッセージでした。
「新しい日常とは、何が新しいのか。これが決め手というのはないが、だからこそチャンスもあると思う。パラダイムシフトが起こらざるを得ない状況こそ、女性にとってのチャンスです！」