REPORT


パーティセッション〜ネットワーキングパーティ



(左から)岡田 智子さん、漆 紫穂子さん、佐々木かをり

先ほどまで熱い講演やトークショーを繰り広げたバンケットルームは、華やかなビュッフェスタイルの会場へとお色直し。円卓会議を終えて集まったみなさんもひときわ輝く笑顔で、これから今日最後のプログラムであるパーティセッション、ネットワーキングパーティが開幕します。

「今日は楽しかったですか?」と佐々木かをりの問いかけに満場の拍手。「来年の開催は7月23日です!」と告げてから、まずステージに招いたのは品川女子学院校長の漆紫穂子さんとポールエックスジム所属の岡田智子さん。学校改革の第一人者である漆さんは、なんとトライアスロン年齢別の日本代表であり、世界ランキング16位!それでも「今日は岡田さんに衝撃を受けて、自分はまだまだ」と思った言い、「Think Bigとは、未来のことを大きなところで大ざっぱに考えることだと思った」とも。
そして、岡田さんは声のトーンを上げて「いま私はポールエクスジムに恋をしています!みなさんそれぞれが恋をしながら、素晴らしい人生を歩んでいってほしい」。

続いては、ゴールドパートナー企業のお二人が壇上へ。「3年前に初参加し、高校生のモチベーションの高さに感動。今年は高校生10名をサポートできたことが良かった」と、三菱商事人事部女性活躍推進・ダイバーシティ室室長の泰田美賀子さん。「うちの社員に、この熱気とエネルギーにぜひ触れてもらいたいと思った。これからも末長く応援したい」とアルヒ株式会社代表取締役会長兼社長の浜田宏さん。温かいメッセージをいただきました。

「エジプトと日本には多くの共通点。その一つが、女性の力を活用として国として発展しようとしていること。エジプトでは来年を女性の年と定めた。そこに向けて今日学んだことを生かしていきたい」とは、エジプトの若き国会議員であり、プジョー・エジプトの人事部長であるキャロライン・マーハーさん。そして、カルビー株式会社代表取締役会長兼CEOの松本晃さんは「今日は一日エンジョイしました。やるっきゃないです。みんなでやりましょう!」と短い言葉でみんなを盛り上げます。


林 文子さん


小池百合子さん

乾杯は、国際女性ビジネス会議に「連続12回参加している」という横浜市長の林文子さん。「Think Bigでここから日本を背負う人が出てくると思う」との言葉に大喝采が湧き上がり、そこに拍車をかけたのが、「ちょうど近くを通りかかったので」と登場された小池百合子さんでした。「これで日本は大丈夫!ともに頑張りましょう」とパワーみなぎる声に、あちこちから歓声も!

ビュッフェスタイルの多彩な料理とワインを楽しみながら、名刺を手に談笑したり、登壇者と話すために列に並んだり……。出会い、分かち合う姿は、一日の疲れなど全く感じさせません。この会場の中では少数派の男性参加者にお話を聞くと、「今回で3度目の参加。ここではパワフルな女性たちが共鳴し合っていて、これで世の中が変わるんじゃないかといつも思います」と静かに感想を述べてくれました。

終演も近づいた頃、マッチングスポンサーで参加した方と、スポンサーとして支援された方がステージへ。元気な女子高校生たちがずらりと並ぶ姿は頼もしく、カンボジアの留学生もいれば、海外からのスポンサーもと顔ぶれもさまざまです。「今度は私も誰かをスポンサーできるようなBigな人になって参加したい」と高校1年生。「第30回の会議までには自分がスピーカーの立場になれるように頑張る!」との高校2年生の発言には、思わず佐々木かをりの涙が……。

最後は佐々木かをりのご挨拶。「今日は一日ありがとうございました。この会議を20回でやめようと思った時もありましたが、ちょうどそのタイミングで日本に女性活躍推進法ができ、やめられなくなりました。将来も姿を変えながら続くと思います。この会場にあふれている前向きなエネルギーを明日からに活かしてください。そして、来年はあなたのまわりにいる若い人を連れて、男性も連れて参加してください。来年もまた会いましょう!」

盛大な拍手とともに、幅広い視野で最高レベルの視点で考え、与えあい、大きな一歩を踏み出した「Think Big」な一日が幕を閉じました。