どいどいを さん
「見せられる化」
「見える化」「可視化」という言葉自体は、10年近く前から言われており、ある程度実現できている/しつつある会社は少なくないと思います。その手段として、「数字」すなわち「マネー」を使うというのも、とりたてて新しい話ではないというのが正直なところでした。衝撃だったのは、“その「数字」を毎日配信して、いわば「突きつけ」続けないと意味が無い。経営者であろうと社員であろうと、数字にして見せ続けないとコミットメントは薄れてしまう。”という登壇者のお話です。思い当たるフシが山ほどありました。自分も怠けているつもりは無いですが、日々のタスクをこなしていると、自分の仕事を客観視することを忘れがちです。毎日数字を「見せられる化」されたら、さすがに何か手を打たざるを得なくなることでしょう。
また、この「毎日配信する」という行為は、全体セッションの中で何人かの登壇者が共通して指摘されていた、「日本人は、良い仕事をしているのに、“小さなサクセス”をこまめにアピールするのが下手で埋もれがち。」というお話にも通じるものがあります。