スピーカーも、61名。20年目を記念し、豪華な顔ぶれが揃いました。講演はサプライズゲストの安倍首相から始まり、ケネディ駐日米国大使からのメッセージ、続いて経団連副議長でありBTジャパン（株）社長の吉田晴乃さん、野田聖子衆議院議員、カルビー（株）上級執行役員の鎌田由美子さんと、第一線で活躍する3人の女性が次々と登壇。エネルギッシュなスタートに、会場全体が引き込まれていきました。

続いてのトークショーでは、駐日インド大使のディーパ・ゴパラン・ワドワさんらによる英語のディスカッションを皮切りに、三菱ケミカルホールディングス取締役会長の小林喜光さんなど男性リーダーも登場。4つのセッションで総勢17名のスピーカーが、国際的な視点、政策、組織や個人など様々な角度からダイバーシティのあり方について率直な意見を交わしました。

会議のための特別メニューの着席コースランチの後は、女性レーサーの井原慶子さんが壮絶なチャレンジの日々を語り、そしてこの日最後の全体会議は、人工知能の可能性をテーマとしたトークショー。小宮悦子さんのファシリテートで軽快に進みます。大会場で感動を分かち合った仲間たちは、グループに分かれて登壇者とディスカッションを重ねる「円卓会議」へと向かいます。今年も女性役員、政策、経済、キャリア、LGBT、妊娠・出産までバラエティに富んだ10テーマが用意され、各会場で70分間の高密度な議論が展開されました。

いよいよ最後のプログラム。パーティセッションでは、2人目のサプライズゲストとして宇宙飛行士の野口聡一さんが登場！　林文子横浜市長もステージから皆さんにエールを送り、大いに沸かせてくれました。食事を楽しみながら登壇者と参加者が交流を深め、途中、豪華スピーカー達によるゴスペルクワイヤーのステージも披露され、午後8時30分、惜しまれつつも熱い1日が閉幕。Make Historyの舞台となった素晴らしい10時間半を、次ページよりさらに詳しくお伝えします。