すべてのプログラムが終了しても鳴りやまない拍手。会場で名残惜しそうに語り合う参加者の皆さん──。19回目となった「国際女性ビジネス会議」は、今年も熱く、感動と刺激とパワーに満ちあふれた10時間となりました。女性活用・ダイバーシティに注目が高まる中、参加者は日本全国、海外から850名以上。個人の参加者が被災地からの参加者や学生の参加者を支援するマッチングスポンサープログラムや、企業による学生支援プログラムにより、高校生や大学生、被災地からも志の高い多くの仲間が集まりました。
今年のスピーカーは40名、例年以上に豪華で充実したプログラムに。当日は、サプライズゲストとして、安倍首相が登場! 女性活用推進の具体策を力強く語りました。午前の講演ではマレーシアのマハティール元首相の長女、マリナ・マハティールさん、ワーク・ライフバランスの小室淑恵さん、アーティストのスプツニ子!さんなど、各界の豪華スピーカーが次々とスピーチを披露。会場の空気をグングン引き付けました。
5人の講演の後には、複数の登壇者が活発に意見を交わしあう3つのトークショー。NEC代表取締役の遠藤信博さんとLIXIL副社長の八木洋介さん、そして森まさこ大臣のグループでは、女性が活躍する社会のために男性側からアプローチするゲームチェンジのあり方を提案。さらに女性の経営者、新たな視点からビジネスや社会に変革をもたらした方々など、ゲームチェンジを成し遂げたスピーカーたち、計11名が登場し、熱いディスカッションを展開しました。
午後は、参加者を巻き込んだインタラクティブなセッションへ。4テーマ×2セッション、それぞれの会場に分かれ、普段は基調講演をされるような豪華な講師陣を招いて70分の円卓会議を開催。参加者の皆さんも積極的に質問、発言し、議論がより一層深められていきました。
最後のパーティセッションでは、脳科学者の茂木健一郎さんらが登壇。乾杯の挨拶は、急きょ駆け付けてくださった林文子横浜市長! その後、2時間にわたるネットワーキングパーティでは、ビュッフェスタイルの食事を楽しみながら講師陣と参加者が交流を深めました。一人ひとりの輝く表情から確かに伝わってきたのは、自分が「ゲームを変えていく人」となることの決意。みなさんが考え、真摯に語り合った10時間について、次ページからさらに詳しい模様をお伝えしていきます。
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注)出演者の肩書きは開催当時のものです。