プロフィール |
多田建築設計事務所共同主宰
7年先のライフスタイルをカタチにする建築家・講演家
一級建築士
福岡県生まれ
神奈川大学工学部建築学科卒業。静岡県立美術館「ロダン館」にてインテリアプランニング賞「建設大臣賞」受賞。
既成概念にとらわれない自由な発想とユニークなセンスが認められ、県立美術館、オフィスビル、学校など述べ100件以上の企画立案やコンペ業務に携わる。「絵的に美しく、コンセプトが明確だ」とつねに審査員を圧倒。最優秀賞受賞した「回の家」は大手保険会社のCMの舞台に選ばれる。
2013年、人気長寿番組「渡辺篤史の建もの探訪」(テレビ朝日放送)で「北鎌倉の家」が放映されるなどメディアからの評価も高い。「デザインは引き算である」という理念のもと、建築家である夫とともに年間6棟限定の受注体制を貫いている。
要望を建築用語で表現できないクライアントの思いを読み取り、7年先のライフスタイルを見据えた設計には定評がある。「多田さんの設計した家には神様がいますね」、「居心地がいいお店と評判になりお客さんが増えた」、「きれいな家なので我が家の資産価値まであがると隣家に言われた」など、富裕層からの信頼も厚く、二世帯住宅では嫁と姑で視線がバッティングしない家づくりを得意とする。和室、茶室、町屋など心惹かれた空間をスケッチした枚数はすでに1000枚以上。和の造作を色や音楽に落としこみ現代の空間に融合させカタチにできる数少ない建築家として活躍。
また受注家具も手掛け、若手家具職人とのコラボレーションから生まれたオリジナル家具は200台を超える。材木問屋に自ら足を運び、手触りや足触りを確かめることはもちろん木材に頬ずりして感触を確かめる徹底ぶり。生きている自然素材を取り入れ、遊び心あふれる空間に生命力を宿らせるプロフェッショナルとしてますます活動の幅を広げている。
「感じることを忘れると人間は生きる力を失う」という危機感から始めたブログも好評でファンも多い。昨今は、建築がひとつの起爆剤となり街を活性化させていく「地域住民の交流」や「文化活動の拠点」となる空間づくりにも力を注ぐ。全国の企業団体、公共団体から「環境を味方にしてライフステージを上げる方法」についての講演オファーが相次ぎ、講演家としても全国を奔走している。
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