講演者略歴 |
中田 宏
横浜市長
1989年3月、青山学院大学経済学部 卒業。同年4月、日本の政界リーダーの育成を目的に設立された財団法人松下政経塾に入塾し、政治の基礎を学ぶ(主にゴミ問題を研究)。のちに参議院議員秘書となり、1992年、日本新党の結党に参画。1993年7月より衆議院議員を3期務め、決算委員会理事、予算委員会委員、内閣委員会委員、逓信委員会委員、地方分権に関する特別委員、財政構造改革の推進等に関する特別委員会委員などを歴任。
2002年4月、日本の政令指定都市では史上最年少の37歳で第28代横浜市長に就任、日本最大の市、人口350万人を擁する横浜市の若きリーダーとなる。施政方針演説で、市政を運営するにあたっての基本的理念として、これからの望ましい社会のあり方を「民の力が存分に発揮される社会」と定義。「民(みん:市民・各種団体・民間企業)」と行政とが協働しながら、創意工夫を発揮し、課題にチャレンジできる都市を目指す。市民と行政との信頼関係をより強固なものとするため、行政の積極的な情報公開・提供を進めている。市長交際費の全面公開、三会計(一般、特別、企業)の市債残高の公表、今後5年間の中期財政見通しの公表など情報公開を実行した。
同年9月には、改革の核となる今後五ヵ年の再発展戦略「横浜リバイバルプラン」を発表し、政策と財政、運営を連動させた新しい都市経営を進め、『横浜から日本を変える』という気概をもって、挑戦し続けている。
著書に、「新党の挑戦」(1994)、「国会の掟」(1995)、「行革のレシピ 日本の料理法ニュージーランド風」(1997)、「新しい日本」(1998)など。
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