講演者略歴 |
トーリン・ボイド
フォトジャーナリスト
トーリン・ボイドは1986年以降、東京をベースに、近代日本とアジアに関する撮影に集中して取り組んでいる。「U.S.ニューズ・アンド・ワールド・レポート」誌の契約カメラマンを9年にわたって務めるとともに、フランスの写真通信社Gamma Presse Imagesの通信員としての職務に従事し、またフリーランスとしても日本、米国、ヨーロッパの主要雑誌向けに作品を提供してきた。
昨年はニューズウィーク誌、米国地理学協会、ナイトリッダー社、タイムアジア版、Winds、およびA Day in the Life of the United States Armed Forcesプロジェクトの仕事を担当し、その作品は東京、ニューヨーク、ワシントンDC、およびフランスのペルピニャンで開催された1997年度Visa Pour l'Image International Festival of Photojournalismでも展示された。
また、日本写真史の研究家でもあり、1850年から1910年の日本の写真史に関する独創性に富んだ案内書「Portraits in Sepia」(朝日ソノラマ、2000年10月)を共同執筆した。
2001年6月には、日本および海外の才能ある写真家の作品を展示するコミュニティ・スライドショー・イベント、Tokyo Photo Nightシリーズを開始した。このプロジェクトは、フォトジャーナリズムをより広く知ってもらうことを目的としている。
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