PROFILE

1998年より、日本政府在ニューヨーク国連代表部にて、安保理担当の専門調査員として勤務開始。2003年に国連正規職員として採用以降、ウィーン、カブール、カイロ、バンコクを拠点に勤務。この間UN Womenエジプト国事務所長、同アジア太平洋地事務所長として、女性のエンパワーメントに従事。2018年より、国連の越境犯罪・違法薬物対策部局（UN Office on Drugs and Crime/UNODC）本部唯一の女性局長として現職に就任し、世界８０ヶ国にまたがるUNODCのフィールド・プレゼンスを統括。違法薬物のみならず、人身売買、サイバー犯罪、腐敗、テロ・暴力的過激化など、グローバル化の負の側面とも言える緊急課題への対策強化を通し、人類の平和と持続可能な開発の実現を目指す。学術専門分野は、国際政治。上智大学比較文化学士（比較政治）、同大学院修士（国際関係論）、ウィーン大学政治研究大学院博士（国際政治）。２０２１年より、上智大学にて特任教授としてD&I、リーダシーップと社会変革に関する講座を担当。夫と16歳の息子と共に、ウィーンを拠点に暮らしている。