ネットワーキングパーティ
来年は「社長」を連れてきましょう!
互いに称え合い、再会を約束したネットワーキングパーティ。
朝10時から猛スピードで学びを深め、語り合い、一人ひとりがスケールアップを実感した今日一日。その最後を飾るのは、華やかなネットワーキングパーティです。「みなさん、朝より元気になりましたか?」と佐々木かをりの呼びかけに、パーティ会場に集う全員が大きな拍手で応えます。
まず始めに壇上にお招きしたのは、この会議をサポートいただいている企業パートナーを代表して、今年もゴールドパートナーとしてサポートくださった小林製薬株式会社 中央研究所 基盤研究部部長 矢野 博子さん。どうしても参加できなかった小林製薬社長からの熱いメッセージをご披露、そして「この興奮をぜひ社長にも実感していただきたいので戻ってすぐに報告します」。
続いて、この会議の体験を学生たちとも分かち合おう、と続いているマッチングスポンサープログラムで、学生の参加費を提供して参加された個人のマッチングスポンサーの皆さんと、その支援を受けた16名の学生がステージへ。仕事で独立したばかりなので余裕がない中、今年も2名の学生の参加費を提供されたマッチングスポンサーの女性は、「やっぱり支援できてよかった。ここに感動があります。来年も来ます!」。そして「自分は恵まれた環境に居る。だから差別を受けている方のためにも社会で活躍できるようになりたい」など、胸を打つ言葉が高校生、大学生から次々と飛び出します。会場では感動して涙する人も。
乾杯のご発声は、基調講演と円卓会議にも登壇された、スロヴェニア共和国外務副大臣シモナ・レスコヴァルさん。「誰もがスケールアップできる。大切なのは、自らを輝かせながら女性同士がサポートし合うこと。自分たちがやってきたことを若い人たちにつないでいきましょう。未来のためにカンパイ!」。シモナさんの力強いメッセージに、800人を超える参加者が満面の笑みでグラスを掲げます。
ワインやビュッフェスタイルの多彩な料理を楽しみながら、参加者同士が出会い、語り合うことに暇がなく、賑やかな歓談が続きます。そんな中、凛とした姿でステージに注目を集めたのは、オペラ歌手の小川里美さんとエレクトーン奏者の清水のりこさん。21歳でミスユニバースになった、その日本大会の会場がこのホテルだったという小川さんは、「こんな素敵なご縁もあるんですね」と笑顔を輝かせます。彼女の人生のスケールアップのお話の後、さらに、バンケットルームに満ち渡る熱気を震わすような清明な歌声、ソプラノの高らかな響き、流麗な旋律、まるで「一人オーケストラ」のような演奏に、しばし拍手が鳴り止みません。
名刺を手に談笑したり、登壇者と話す列に並んだり、一日の疲れなど全く感じさせずアクティブに行動する参加者。
「ステップアップを考えていた時期なので、今日はたくさんヒントをいただけた」
「自分が思うように仕事が実現できている満足感があったが、この程度で満足してはいけないのだと思えた」
「視野を広げる参考になった。自分が関わる分野も広げていきたい」
「女性社長などに話を伺う機会はなかなかないので、すごくインスパイアされた」
「視野がスケールアップした!」など、それぞれの日常に持ち帰ることのできる今日一日の成果が、会場のあちこちから聞こえてきました。
楽しく満ち足りた時間はあっと言う間、パーティも終宴に向かいます。講師も終日参加しているという熱気あるカンフェレンス。会場のあちこちでネットワークしている当日のスピーカーのみなさんも壇上に招かれ、興奮気味でメッセージを。「何よりみなさんの質問が素晴らしかった」と島田由香さん。「一人のスピーチから波動が広がって高まっていくような感じがしてすごかった」と嘉村賢州さん。「次回はみなさんの会社の社長を連れてきてください」と有沢正人さん。津田大介さんは「今日は朝から参加し、途中仕事で抜けたけれど、この会議、すごく雰囲気がいいので戻ってきました。本当に良かった。上野千鶴子さんの発言の重みを感じたり、いろいろな業界の方達の話を聞けたり、素晴らしい会議だと思う。来年も参加します!」とキッパリ。拍手喝采が響き渡りました。
最後は、「今日は本当にありがとうございました。この熱をぜひ明日以降の日々に継続してください。そして来年9月27日に会いましょう!」と再会を約束し、お開きとなりました。
まるでエネルギースポットのような場、国際女性ビジネス会議。今日ここで体感した各自のスケールアップは、明日から一歩ずつ実現へ向かうに違いありません。