午後のプログラムはテーマごとに分かれて行われる円卓会議。どれも気になるテーマですが、体は一つ。ものすごく悩んだ末に、話題の「ティール組織」の円卓会議を選びました。
国際女性ビジネス会議では常連となっていらっしゃるカゴメの有沢正人常務に加え、以前からお話を聞いてみたいと思っていた白河桃子さん、そしてティール組織の研究者でいらっしゃる嘉村賢州先生のお話は聞き応え抜群でした。
まず最初に嘉村先生から、「皆さんの属する組織はどのタイプですか」とのご質問。私は家族型(ティールの一つ手前)でした。すでにティール型だという方も意外に多くて驚きました。
ティール組織は、従来のピラミッド型ではない組織。だからこそ、どこに意思決定があるのか、責任はだれが負うのか、すべてが自己責任なのか、など疑問があります。質疑応答ではそういった疑問が活発に出てきました。
「会議でみんなが均等に発言できる風土づくりをすること」「上司が自分の弱みをさらけ出せること」「各自が失敗をオープンにして共有すること」それが、安心で安全な組織づくりになるとアドバイスをいただきました。
女性が多数の中、男性の参加者もけっこう目にとまりました。
いのくち