ネットワーキングパーティ&パーティセッション
仲間たちとつながるビュッフェスタイルのパーティー、そしてスピーカーの皆さんが次々とフリートークを繰り広げるパーティセッション。出会いと感動あふれる最後のプログラムの様子をご紹介します。
佐々木かをりとともに最初にステージに上がったのは、円卓会議で登壇された3名の皆さん。初めてのご登壇だった明治大学情報コミュニケーション学部教授の牛尾奈緒美さんは「たくさんの方から『すごい会議なんだよ』って聞いていたけど、本当に驚きました!」と興奮を抑えきれない様子。インテル社長の江田麻季子さんも「毎回この場で得るパワーは次元が違うものがあります」とうなずきます。「これだけ高い意識の人が一堂に集まっている会議って他にない」と弾む声で答えたのは、ネットイヤーグループ社長の石黒不二代さんです。
何度も笑いが起こる賑やかなトークが繰り広げられる中、サプライズゲストが到着! 大きな歓声に包まれて登場したのは、宇宙飛行士の野口聡一さんです。「2012年に参加させていただき、刺激を受けました。宇宙ではジェンダーを気にしている余裕はない。最終的にはチームワーク、リーダーシップ、フォロワーシップにどれだけ長けているかが大事だと思います」
次にステージへ上がったのは、ゴールドパートナー企業の男性リーダーお二人。三菱商事の人事部長、河手さんは「昨年よりさらにパワーアップされている。朝から一息でここまできたっていう感じです」と熱いコメント。円卓会議で登壇されたアルヒ(株)のCEOである浜田宏さんも「生まれたばかりのアルヒですが、おこがましいというところをあえて知りながらゴールドパートナーになりました。全力で応援します!」とエールをくださいました。
乾杯の挨拶は、第9回から参加してくださっている林文子横浜市長です。
「この会議に参加することで今の私の仕事があると確信しています。もっと学ぼう、もっと温めあおう、絆を豊かに! 乾杯しましょう!」
グラスを合わせる音と同時に軽やかなボサノバが流れ、ネットワーキングパーティの始まりです。
ワイングラスを片手に語り合い、つながるひとときをさらに盛り上げたのは、佐々木かをりを中心としたゴスペルグループ「Visionary Gospel Choir」の特別ステージ。
まず、ゴスペルシンガーの松谷麗王さんがAmazing Graceをアカペラで歌い、参加者全員がステージに注目すると、この会議の登壇者も多く含むCEO、役員、各テレビ局アナウンサー、弁護士、研究者、作家、モデル等、エグゼクティブとして活躍する皆さんで結成されたゴスペルクワイヤーから26名がステージに。先ほどまでの厳しいディスカッションと一変して、華やかなライブパフォーマンスが始まります。歌に合わせて会場の手拍子も加わり、踊りだす人もいて一気に楽しさが増します。
3曲熱唱後、リーダーの佐々木かをりからメッセージが。「毎日が忙しい役職にいるみんなが参加しているゴスペルクワイヤーです。どんなに忙しくても、管理職や役員、前線に立つ人たちも、互いに時間をつくり、毎週のように集まって練習し、美しいコーラスを作り上げることができるって、素晴らしいことです。今日は、皆さんに仕事もプライベートもちらも両方エンジョイ出来るというメッセージをお伝えしたくて皆で歌いました」。会場から更に大きな拍手がおこります。
その後、被災地の方や学生の参加を支援する「マッチングスポンサー」の紹介、2年連続してお母様と参加している13歳、中学1年の男の子もステージに招かれ、「LGBTとか、見ただけじゃわからないことを教えてもらった」と一生懸命語る姿に拍手が沸き起こりました。続いて外務省の女性参画推進室室長の松川るいさんが8月末開催の政府主催の女性リーダー会議「WAW!」を告知。「女性活躍推進の流れを佐々木さんとともに続けていきたい」と力強くコメントしました。
最後は佐々木かをりからのご挨拶です。「20年前は私一人の思いで立ち上げましたが、少しずつ政財界の方も参画していただけるようになりました。今日の体感と感動を持ち帰り、政財界でいろいろな新しいことを決めてくださいます。これがまた次の時代をつくるんじゃないかなと期待しています。日本は動いています。皆さんも、周囲の多くの人に今日の感動を伝えて下さい。そして来年またここでお会いしたいと思います。本当に今日はどうもありがとうございました!」
盛大な拍手とともに、Make Historyの舞台となった1日が幕を下ろしました。
名刺交換での談笑のひとこま。 |
講師の方との交流も、パーティの楽しみです。 |
メッセージボードは熱い言葉で埋めつくされました! |
すぐにたくさんの仲間ができます。 |
シェフによるおいしい料理が並びます。 |
色とりどりのスイーツが見た目にも華やかです。 |
国籍関係なく、色々な話に花が咲きます。 |
多くの来場者の方でにぎわいました。 |
注)出演者の肩書きは開催当時のものです。