PROFILE

発展途上国における政治的リスクに対し保証を提供する世界銀行グループの多数国間投資保証機関（MIGA）の長官CEOを2013年から2019年までつとめた。 それ以前は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのアジア部門で初の女性シニア・パートナーとし て、企業戦略M&Aや提携などに関する助言を24年にわたり行った。ベイン・アンド・カンパニーおよび リーマン・ブラザーズにも勤務。
マッキンゼー在職中に、内閣府規制改革会議委員、内閣府規制改革民間開放推進会議委員、総務省地域の元気創造有識者会議委員、金融庁企業会計審議会委員等の政府委員会の委員、ならびに、早稲田大学特任教授、一橋大学院国際企業戦略研究科客員准教授 、中央大学会計大学院非常勤講師をつとめた。
また、2018年より国連投資委員会委員、2020年７月より一橋大学客員教授。著訳書には、「ESG投資の成り立ち、実践と未来」（伊藤隆敏氏と共著、日本経済新聞出版社）「合従連衡戦略」（横山禎徳氏と共著、東洋経済新報社） 「事業再生」「キャッシュフロー経営」「事業価値評価」、「事業価値経営」（ダイヤモンド社）がある。 お茶の水女子大学卒業。ペンシルベニア大学経営学大学院（ウォート ン・スクール）修士課程修了（MBA）。経営学大学院進学にあたり、日米教育委員会よりフルブライト奨学生に選出された。一女の母。